造幣局の刻印で金,プラチナの買取価格は上がる?下がる?
こんにちは!丸和質商の店主です。
ここ最近、「買取専門店やリサイクルショップで造幣局の刻印(ホールマーク)がないから金・プラチナの買取価格が下がった」とお客様から口コミを多く頂戴します。こちらの記事では当質屋では造幣局の刻印がない場合の金製品のお買取価格は下がるのか、偽物なのかについてお答えしていきたいと思っております。
当質屋では金製品のお買取を強化しております。お買取相談は無料にて承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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造幣局の刻印なしの金・プラチナは買取価格が下がる?上がる?
結論から申し上げますと、当質屋では造幣局のマークの刻印(ホールマーク)の有無でお買取価格が下がる、上がることはございません。
K18の造幣局の刻印が無いネックレスをお持ち込みいただいた場合、純度計測機によって純度がK18の基準を満たしていればK18としてお買取をいたします。よって幣局の刻印(ホールマーク)の有無でお買取価格は上がることも下がることもございません。
造幣局の刻印なしの金・プラチナは偽物なの?
造幣局の刻印(ホールマーク)が無い金・プラチナ製品だからといって偽物ではございません。
造幣局の刻印は貴金属の製造、販売をしている事業者の依頼に応じて品位試験を行い、合格した証として造幣局のマークを打刻をして証明を行います。いわば信頼の印です。しかしながら、造幣局マークの刻印は任意のものですから、造幣局マークが無いからといって偽物であるわけではございません。
実際に当質屋では造幣局マークの無い貴金属も多くお持ち込みいただきます。そのほとんどは純度計測によってK18やK24、Pt900といった刻印通りの価格でお買取をさせていただくことができております。
昨今、造幣局マークの刻印(ホールマーク)があっても金製品ではない、いわば偽物も多く存在しておりますので造幣局の刻印のみで判断をせず「金・プラチナ製品かも!」とお思いの際には鑑定士にご相談いただけますと幸いです。
造幣局のマーク(ホールマーク)とは?
造幣局では、公的な第三者として貴金属製品の製造または販売をしている事業者からの依頼に応じて、貴金属製品の品位試験を行い、製品の純度の割合を調べて合格したものに証明記号として造幣局マーク(ホールマーク)を打刻しています。
造幣局マークは任意の制度として設けられており、市販の貴金属製品には造幣局マークの無い製品もございます。貴金属の品位は見た目ではわかるのものではないため、信頼できる造幣局マークがあることでどなたにでも判別が可能になるよう作られたものです。
造幣局マークの刻印には白金(プラチナ)【 Pt999,Pt950,Pt900,Pt850】、金製品【999,916,750,585,416,375】、銀製品【999,950,925,900,,800】、白金(プラチナ)と金を接合した製品(コンビ製品)の刻印がございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
買取屋は多く存在しておりまして、そのお店によってお買取価格の算出方法が異なりますのでお買取の際には数店舗お査定に出してみることをおすすめいたします。
当質屋では造幣局のマークの有無によってお買取価格が変動することはございません。造幣局の刻印の無いK18製品であれば、K18の価格にてお買取をさせていただきます。
造幣局のマークの刻印は信頼のための刻印です。しかしながら、昨今造幣局マークの刻印を悪用した造純度に満たないネックレスや指輪等のお持ち込みが増えております。
造幣局マークの有無で偽物か本物かを見分けることはとても難しいため、金・プラチナ製品かわからない場合にはお近くの鑑定士にご相談くださいませ。
丸和質商:店主