質屋でお金を借りる方法は?質入れの仕組みを所沢の質店が解説
こんにちは!丸和質商です。
こちらの記事では【質屋でお金を借りる方法,仕組み(質入れ)】について現役の質屋がご紹介いたしております。
質屋でお金を借りる方法
質屋でお金を借りるためには【身分証明書】と【お預け頂くお品物(質草)】を店頭にお持ちいただく必要がございます。
質入れ(質預かり)は、お預け頂くお品物【質草】を担保にご融資をさせていただくシステムです。
お持ちいただきました【お預け頂くお品物(質草)】に対して質屋がご融資価格を提示させていただき、ご納得いただけました際に提示の価格の範囲内で即日現金化にてご融資をさせていただく流れとなります。
身分証明書につきましてはそれぞれの質屋によって異なりますが、当質屋では運転免許証やマイナンバーカード、パスポート等でご対応が可能でございます。
質入れ(質預かり)の返却の流れは?
質入れ(質預かり)でお預けいただいたお品物(質草)は【質札(ご契約時にお渡しするカード)】と【元金】と【お利息】をご本人様がお持ちいただくことでご返却が可能です。
質入れ(質預かり)の期限は?
質預かり(質入れ)には契約日から3ヶ月が保期間として設けられております。
利息を納めていただけない状況で期日の3ヶ月を過ぎてしまいますと、お預けいただきましたお品物(質草) の権利が質屋に移行(質流れ)します。
3ヶ月以内に元金とお利息をお支払いいただくことで質預かりをさせていただきましたお品物をご返却いたします。
質預かり(質入れ)の期限は延長できる?
質預かり(質入れ)の期限の延長はお利息をお支払いいただくことで可能でございます。
質預かり(質入れ)の期日が過ぎたら取り立てや督促はある?
質屋では質入れ(質預かり)期日が過ぎてしまった場合でも、取り立てや催促はございません。
利息を納めていただけない状況で質入れ(質預かり)期日である3ヶ月が過ぎてしまった場合はお品物は【質流れ】となり、お品物の所有権は質入れ(質預かり)をした店舗のものとなります。
質入れ(質預かり)は質草を担保に、その価格の範囲内でご融資をさせていただくシステムです。万が一、質流となってしまっても質草を担保としているため、売却をして質入れの元金の回収が可能なため取り立てや催促はございません。
もし、質入れ(質預かり)の途中でお預けのお品物がご不要になった場合、自動的に3ヶ月で所有権が移行しますのでご連絡は不要です。
百貨店でよく開催をされている質流れバーゲンは上記のような質流をした質草を集めたイベントです。
質屋からお勤め先に連絡はある?
上記の項目のように質入れ(質預かり)は質草を担保に、その価格の範囲内でご融資をさせていただくシステムです。
万が一、質流となってしまっても質草を売却することで質入れの元金の回収が可能なため、お勤め先にご連絡を差し上げることはございません。
質屋は安全なの?
質屋は【古物商許可】と【質屋営業許可】が必要です。
上記の許可は地域の警察署からの認可が必要で、その中でも質屋営業許可は特に厳しい基準が設けられておりますので安全であることがほとんどです。
まとめ
質屋はお金に困った際、お品物を担保に一時的にお金に変えることができるお店です。
貴金属やブランド品、腕時計、楽器、スマートフォン等、質屋によってお取り扱い品目は異なりますが、数多くの品目に対応していることが多いです。
もしお困りの際には、お気軽にご相談くださいませ。
丸和質商