質屋と買取店の違いは?質屋が解説
こんにちは!丸和質商です。
こちらでは質屋と買取専門店・リサイクルショップの違いについてご紹介いたしております。
質屋と買取専門店・リサイクルショップの違いは?
質屋と買取専門店・リサイクルショップとの違いは質預かり(質入れ)を行っているかどうかです。
質屋の場合はお買取と質預かり(質入れ)どちらもご対応が可能です。
一方で、買取専門店の場合はお買取のみのご対応となるため、品物を担保にご融資を受ける質預かり(質入れ)はできません。
質預かり(質入れ)と買取の違いは?
質預かり(質入れ)はお品物を担保にすることで、お金をご融資させていただく質屋だけのシステムです。
大切なお品物を手放さずに担保とすることで一時的に融資を受けることができます。
一方、お買取の場合はご不要になったお品物を手放して現金を受け取るシステムです。お買取の場合、ご売却後にお品物をご返却することはできません。
質預かり(質入れ)とは?
質預かり(質入れ)とはお持ちのお品物を担保にお金をご融資させていただくシステムです。
「支払いの前なのにお金が少し足りない。」そのような時に、売ることのできない大切な貴金属や婚約指輪等を質預かり(質入れ)することでお金の融資を受けることができます。
質預かり(質入れ)はお品物を担保に融資をさせていただくシステムですので、銀行などの金融機関とは異なり複雑な審査やお手続きも無く、短時間で融資を受けることができます。
買取専門店では、なぜ質預かり(質入れ)ができないのか?
質預かり(質入れ)を行う場合には【質屋営業許可】が必要となるためです。
質屋として質預かり(質入れ)を行うためには【質屋営業許可】が必要となります。ほとんどの買取専門店の場合は【質屋営業許可】を取得していないため、質預かり(質入れ)はできません。
質屋として営業している店舗は【古物営業許可】と【質屋営業許可】の2つを取得しているため、買取と質預かり(質入れ)のどちらのご提案も行うことができます。大黒屋様やかんてい局様のようにチェーン店でも質預かり(質入れ)ができる質屋もございます。
質屋はいつからあるのか?
質屋の起源は3,000年前の古代中国だど言われております。
質屋は日本の文化と思われがちですが、実は世界中に存在しております。
余談ですが、ディズニーシーのマクダックス・デパートメントストアの近くに【McDuck’s Pawn Shop】というアメリカの質屋をモチーフとした看板がございます。お時間のございます際に探してみてください。
日本での質屋の始まりは鎌倉時代の質屋の原型である【戸倉】と呼ばれる酒屋が兼業で行うものが主だったと言われております。鎌倉時代初期の歌人・藤原定家の日記に登場しております。
まとめ
質屋と買取専門店の違いについてご紹介をさせていただきました。
質屋はお買取と質預かり(質入れ)の2つご提案を行うことが可能です。
「売りたいけど、迷っている。」や「売りたくないけれど一時的にお金が欲しい。」といったお客様には質屋は非常にオススメです。
質屋についてご不明点等ございます際には、お気軽にご相談くださませ。
丸和質商